月山登山の魅力


ゆりの花

月山登山の魅力


月山は山形県の中央に位置し、標高1984メートル、威厳と気品溢れる霊峰で、山域は磐梯朝日国立公園の特別区域に指定され、日本百名山、花の百名山に選定されています。また、山麓は月山山麓湧水群として名水百選としても知られ、月山行人清水の森として水源の森百選にも選定されています。
冬の厳しい気候がもたらす豪雪と、独特の地形が月山ならではの素晴らしい自然の源となっています。

  
仏性池

高山植物の宝庫 月山


万年雪を抱く月山、そこは高山植物の宝庫。春から秋にかけて、月山でみられる特有の花々は約350種類とも言われています。
月山は標高約2,000mに満たない山ですが、日本海からの季節風をまともに受けるため、日本海有数の豪雪地帯となっています。
そのため、通常は3,000m以上の山でないと見られないような、たくさんの高山植物に出会えるのです。


クロユリ ホソバイワベンケイ ニッコウキスゲ トウヤクリンドウ キヌガサソウ ミヤマリンドウ ガッサンウサギギク ウゴアザミ チシマキキョウ オゼコウホネ ウズラバハクサンチドリ ガッサンチドリ,ハクサンチドリ

登山者で賑わう6月〜8月は、種々の高山植物が競うように咲き誇り、月山の短い季節を優しく彩ります。

庄内一望

眼下に広がる庄内平野


日本海、鳥海山、庄内平野、登山者を素晴らしい景色で迎える月山。


トウホクノウサギ オコジョ イワヒバリ ニホンカモシカ

暖かい季節になるにつれ、動物も姿を見せるようになる。



月山と山先達

入山の心得


美しい自然と素晴らしい景色で迎え入れてくれる月山ですが、山域全体が霊山で、修験道の神域であるという意識を持って入山しましょう。また、穏やかな表情を見せていた天候が急激に厳しい表情を見せる事も多くある山でございます、厳重な装備で登山する事をお勧め致します。近年、登山道から外れたり、高山植物の持帰りの事例も多く見られるようですが、山のものは一切持帰らず記憶として、素晴らしい想い出を持帰る登山者の美学をしっかりと守り、後世に今と変わらぬ自然を伝えたいものです。

画像:雲海と月山を案内する山先達(せんだつ)
※先達 ( 山に入って修行を行う際に指導する者 )

信仰の山として崇められてきた月山。
登山する際には月山を知り尽くした山先達が同行し登拝者を安全に導き、山頂月山神社に於いては登拝者の祈願も執り行います。
高山植物の知識にも長けた山先達は、近年一般登山のお客様にも大変喜ばれております。
古からの歴史に習い、霊峰月山を山先達と一緒に登山することをお勧め致します。

修験道の精神に基づくと、羽黒山⇒月山⇒湯殿山が正しい参拝順路であると言い伝えられております。